2021年8月11日水曜日

主峰エクラン展望を望むタンプル・エクラン小屋へ

タンプル・エクラン小屋とパール・デ・ゼクラン
ドフィーネ山群主峰パール・デ・ゼクラン(▲4102m)
2002/8/14(土)
コース概略

グルノーブルからブール・ドアゾンでバスを乗り換え、ラ・ベラルドに10時着。ホテルの予約をし、村に一軒しかない小さな店で食料を買いタンプル・エクラン小屋を目指す。天気は快晴、絶好の登山日和である。ヴェネオン川沿いの登山道を上流に向かって歩き出す。ほぼ平坦な道を1時間程歩くと、開けた草原に建つカレル小屋に到着。正面の大きな山塊エイル・フロアドが大迫力で迫ってくる。ここから少し登っていき、沢にかかる橋の先が分岐点、タンプル・エクランは左、真っ直
登山道にて どこを取っても絵になる景色が続く
ぐ進むとピレット小屋だ。ここからつづら折りの急登が続き、結構きつく息も切れる。森林限界を超えると一気に視界が開け、さらに登って行くと左上手に小屋が見えてくる。最後の登りを一気に登りきりタンプル・エクラン小屋に到着。石造りの簡素な山小屋だ、中に入りショコラを頼む。テラスベンチに座って周囲の景色を眺める。


テラスベンチからピレット氷河方面を望む 左の尖峰はレ・バン
黒い大岩塊エイル・フロアドの大迫力に圧倒される 

小屋の後方にギザギザした稜線と氷河を抱いた主峰パール・デ・ゼクラン、右手には屏風のようなエイル・フロアド、眼下のヴェネオン谷の奥にピレット氷河と白銀の山々と息を飲む程の大パノラマで圧倒される。この大展望を見ながら、バケット、サラミとショコラでランチ。簡素だが、山の空気と絶景を見ながらのランチは最高。大絶景を目に焼き付けた後、下山する。一気にヴェネオン川まで下り、カレル小屋で少し休み、ラ・ベラルドには15:15頃帰着。
開けた草原に建つカレル小屋
ヴェネオン川沿いの気持ちよい登山道
前方の黒い大岩塊の山はエイル・フロイド(▲3953m)

ヴェネオン谷最奥部の村ラ・ベラルド

ドフィーネ山群の主峰パール・デ・ゼクランを見る事ができ、素晴らしい1日でした。

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