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| フランツヨーゼフス・ヘーエ展望台からの グロースグロックナー(▲3797m) |
今回の登山ベースは、オーストリア・アルプス最高峰グロースグロックナーを望む山中の素朴な村ハイリンゲンブルート。最寄りの鉄道駅リエンツからバスで約1時間30分の山間の村である。ハイリンゲンブルートとは聖なる血、聖血伝説が残る村としても有名である。
歩行時間:4時間30分
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| パステルツェ氷河 |
を横目で見ながら通り過ぎていく。さらに高度を上げフランツヨーゼフス・ヘーエ到着した。グロスグロックナーが目の前に聳える絶好のビューポイントだ。裏手の山の上にドーム上の展望台がある。
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| サンダー湖からの水の吐き出し口 |
大抵の観光客は氷河の方へ向かうが、僕は反対の道を辿りサンダー湖へ向かう。サンダー湖は、雪解け水で濁っているのかセメント色をしていてあまり美しいとは言えない。湖畔の道を巻き、吊り橋を渡る。ここで水が一点に集中され外に吐き出されており、轟音ですごい迫力である。
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| サンダー湖の先の吊り橋を渡る |
橋を渡りゆるやかな登りを上がっていくが、途中で道を見失ってしまった。幸いにも上から人が降りてきたので、そちらを目指して進むと登山道に出た。さらに登ると標識があり2つの道に分岐している。左の道を辿り長い下り坂を辿りダムに出た。この当りで食事をとろうとしたが、腹も減ってなく、かつ気持ちも急いていたので直ぐ腰を上げ歩き始めた。岩場では家族連れが食事をしている。
左の深い谷(メル谷)を見下ろしながら、ひたすら下っていく。あまり人に合わなく、少々不安な気持ちになる。川の流れが聞こえてきた。ここで少し休憩する。登り下りを繰り返して行くと左手にゲスニック滝が見えてきた。道を塞ぐようにゲートがあった。「さてどっちへ行きのか」思案した揚げ句、右手の道を進むが途中で道が途絶えてしまった。道を間違えたようである。元に戻り、先程のゲートの先を見ると道が続いている。ゲートを跨いで越え、下って行くと橋に出た。さらに道を進むと湧き水があり、ここで水を補給した。アスファルト道に出た後も結構長く、ホテルに着いたのは17:05であった。結局4時間30分かかった事になる。標識があまり整備されてなく、道はわかりずらい。又、人もあまり歩いてなく、1人で歩いていると不安にかられ、思わず先を急いでしまう。
ハイリンゲンブルートが見えてきた







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