2014年4月18日金曜日

ミシャベル山群を眺めながら花の散歩道を歩く

2000.8.19(土)
クロイツボーデンの池から眺めるミシャベル山
今回のコースは、右手にミシャベル山群、足下には色鮮やかな高山植物が広がる素晴らしい稜線歩きを楽しむ、別名アルペンブルーメン・プロムナード(花の遊歩道)と呼ばれている。標識も整備され、気持ち良いトレッキングを楽しむ事ができる。トレッキングのスタート点はクロイツボーデン(▲2,397m)、サースフェーからバスで約10分でサース・グラントへ、ここからテレキャビンでクロイツボーデンに到着する。
コース概略:
クロイツボーデン(9:50)~ガレ場(10:45)~Triftgratji(11:10)~ベルクホテル(12:25 13:30)~サースアルマゲル(14:15)
歩行時間:3時間20分

トリフト氷河、後方の山はモンテローゼ








8:00のバスでサース・グラントへ、バス停からテレキャビン乗り場まで5分、キャビンに乗りクライツ・ボーデン、さらに乗り継いでホーサス(▲3,142m)まで行く。眼下には、ギザギザ尖ったトリフト氷河が凄い迫力で迫ってくる。
朝早い事もあり、日が指してなく、とてつもなく寒い。レストランに入り、ホットティで一息。


寒さをがまんしながら、しばらく素晴らしい景色を堪能した後、クロイツ・ボーデンへ戻る。

ホーサスからのミシャベル山群の眺望
中央のピークがドーム(▲4,545m)
右手奥のに池があり、正面にミシャベル山群の絵のような景色を眺望でき、これからのトレッキングに大いに期待が湧く。素晴らしい景観を満喫した後、出発だ。
沢を渡る後方にはラッギンホルン(左)、
フレッチホルン(右)が聳える
歩き始めると直ぐに、沢にかかる橋を渡る。振り返ると、ラッギンホルン、フレッチホルンの山塊が迫る。8/中で花の季節も終わりの時期であるが、そこかしこに赤、青、黄色のお花畑で嬉しくなる。あちこちで写真を撮ったりしていたので、いつもよりゆっくりペースである。1時間程で大きな岩がゴロゴロしたガレ場に出るが、赤と白のペンキの印を見ながら道を辿って行けば道に迷う心配はない。ガレ場の尾根を過ぎると、分岐点に出る。

ここからサースアルマゲルまで下って行けるが、直進してアルマゲル谷に向かう。
ここかしこに、色鮮やかな高山植物を愛でながらの気持ち良い歩きで楽しくなる。


アルマゲラーアルプにあるベルクホテル
素晴らしい場所に建っている
ゆるやかな下りになり、石造りのベルクホテル(▲2194m)に到着だ。ホテル脇の草場で昼食、宿泊したホテルで用意してくれたサンドイッチと紅茶でランチ。残念ながら、サンドイッチは少々塩辛く、味は今一。ホテルのテラスでコーヒーを飲みながら、ゆっくり時間を過ごした後、谷底の川沿いの道をサースアルマゲルまで下って行く。
ここからバスに乗り、サースグルントで乗換え、サースフェーに戻る