2022年8月10日水曜日

ロマンシュ渓谷を歩く

アルプ・デュ・ヴィラールダレーヌ小屋 (2076m)


2006/8/13(日)ラ・グラーヴェをを拠点として、ⓘで教えてもらったロマンシュ渓谷を歩く。ロータレー峠からロマンシュ川上流のアルプ・デュ・ヴィラールダレーヌ小屋を経て、川のせせらぎを聞きながら変化に富む渓谷コースを歩く。


コース概略:



ロータレー峠10:05到着。周囲はガスに包まれ視界ゼロ、おまけに風とシャワーの洗礼を受けとても寒い。天気は良くなく景色は期待できそうもない中、トレッキングを開始。ロマンシュ渓谷へは左手の山裾の平坦な道を巻いていく。ガスは一向に取れない。1時間程で眼下に谷川見えてきた。右手に谷底を見ながら小屋に向かって下って行くと、滝に出る。滝を渡り少し行くとマーモットが走り回っている。巣穴から顔を出していたり、子供も走り回っている。この辺り一帯はマーモットの生息地のようだ。小さな石橋を渡り、少し登るとアルプ・デュ・ヴィラールダレーヌ小屋だ。テラスもあるが寒いので中で暖かい飲み物でも飲もう。ショコラを頼みクロワッサンでランチタイム。

奥に進むとArsine峠へ、右手の支流を遡るとLe Paveへ至る

小屋は、ちょうどこの分岐点に位置する


小屋の前には慰霊碑だろうか、塔が建っている。その先の深いU字谷に向かってパヴェ山小屋へ至る登山道が走る。計画では、そこまで行くつもりだったが天気も今一、さらに午後を回ってしまった事もあり断念する。雲が切れて奥の山々が見えないかと期待したが、その気配はない。ラ・グラーヴェへ下山する。

ラ・グラーヴェへと至る登山道


登山道はロマンシュ川沿いに沿って続いている、ラ・グラーヴェまでは約600mを下って行く。左側は3,000m級の山々が見えるはずだが、雲に覆われ何にも見えない。1時間30分程でキャンプ場が見えてくる。Arsihe村、ヴィラール・ダレーヌ村を過ぎ、小さなピークをup.downすると右手にラ・グラーヴェが見えてくる。